


|
News Letter ( April, 2006) |
|
「Austinから日本へ」 〜宮地さんからのお便り〜 |
|
Austinのみなさん、お元気ですか? 2004−2005にAJAで会長を勤めさせていただきました宮地です。今回は、現AJA幹事の方から依頼を受け、日本から寄稿文を送らせていただきます。
まず、最初にみなさんに申し上げたいのは、感謝の気持ちです。AJAでお会いした方やそうでない方も含め、Austin在住中には多くの方にお世話になりました。楽しい日々が過ごせたのは、皆様のおかげでした。本当にありがとうございました。
さて、そんな僕ですが、去年UTでのMBAプログラムの2年間を終了し、今は日本でバッファローという名古屋の会社で働いています。(UTのロングホーンと言い、僕はどうやら牛に縁があるのかな?)
|
|
(執筆:2005年度会長 宮地 正史) |
|
Date: 03/05/2006 |
|
コンピューターに詳しくない方はあまりご存じない会社かも知れませんが、バッファローはパソコンのハードディスクやメモリ、無線ネットワーク接続機器等を販売しており、日本ではその業界(PC周辺機器業界)のトップブランドです。今、バッファローでは米国を含む海外への展開に力を入れており、僕はここAustinの事務所の方からお誘いをいただいた、という経緯で入社させていただきました。
今は修行中の身で、営業の現場に出て業界のこと、製品のことを勉強しています。その中で、僕が驚いたのはお店とメーカーの関係です。バッファローの製品は家電量販店と呼ばれるヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機と言ったお店で売られているのですが、こうした量販店とメーカーとの力関係は対等ではありません。(業界の方には常識なのだと思いますが・・・。)お店がメーカーの了承なく値引きをした分の補填を勝手に請求してきたり、お店の改装をすると言って、メーカーの人間を呼び出し作業をさせたりします。僕のように外部から来た人間には、「何でメーカーはそんな要求を呑むのだろう?」と不思議に思うこともしばしばです。
メーカーがお店側に従う大きな理由は、資本の力にありました。小売業界は吸収合併を繰り返し、もう町の電気屋さんではありません。全国に販売網を持つ巨大企業の集まりです。それほど巨大になった量販店側の要求を聞かなければ、商品は全国の店に置かれず、無視できない額の売り上げを逃してしまいます。
また、量販店が強いもう一つの理由は、「市場には似たような商品しかない」ことにあります。もし、メーカーの技術力に大きな差があり、ユーザーがそのメーカーのものしか買わない、という商品があれば、量販店側もその商品を置かざるを得ないでしょう。しかし、残念ながらそこまで差別化された商品は数少ないのが現状です。
こういった現状を見て、バッファローも他社に真似出来ない商品を作っていかなければならないなぁ、と感じています。
また、日本の業界を知るにつれ、アメリカではどうなのだろう?という疑問がわいてきました。Austinにいる間に、もっとアメリカの家電業界の勉強していればよかったな〜、と思いながら、過ごしています。現在留学中のみなさんは、こんな後悔しないように、今、頑張ってくださいね。(笑)
と、徒然に、帰国後の近況報告を書かせていただきましたが、最後に一つ宣伝をさせてください。僕がこちらでお誘いを受け入社させていただいたように、バッファローでは海外経験を持つ優秀な学生を求めています。もし、バッファローに興味のある方がいれば、お気軽に宮地までメールでご連絡ください。会社のこと、業界のこと、等相談に乗りますよ〜。
それでは、Austinのみなさん、お元気で! またお会いすることもあるかも知れませんが、どうぞその時はよろしくお願いします!
連絡先 Email: masa_m@bigfoot.com
2006年3月5日
宮地 正史 |
